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燃料代高騰の推移と見直しのポイント!

近年、多くの企業が悩まされているのが燃料費の高騰です。とくに営業車や配送車を多く保有する企業にとって、ガソリン代の上昇は経費を圧迫する大きな要因です。実際、経済産業省・資源エネルギー庁の調査によると、レギュラーガソリンの全国平均価格は以下のように推移しています。

年度レギュラーハイオク軽油
2020年136.4円147.2円117.1円
2021年154.7円165.5円134.7円
2022年170.4円181.2円150.4円
2023年172.9円183.7円152.7円
2024年175.0円185.8円154.7円
2025年 (6月まで)181.0円191.8円160.9円

このように、わずか数年でレギュラーガソリンは1リットルあたり約45円も上昇しています。仮に1台あたり月に200リットルを使用する場合、年間で約10万円ものコスト増。これが5台、10台と増えれば…その負担は計り知れません。

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燃料費が上がっている理由とは?

なぜこれほどまでに燃料費が高騰しているのでしょうか?その背景には、以下のような要因が複雑に絡み合っています。

  • 2020年:コロナ禍で一時的に価格は急落
  • 2021年:世界経済の回復にともなう需要増
  • 2022年:ウクライナ情勢による供給不安と価格高騰
  • 2023年以降:高値圏での安定、為替の影響も加味

とくにウクライナ危機によってエネルギー供給に不安が生じたこと、そして円安の進行によって輸入価格が上昇したことが、現在の「高止まり」の要因になっています。

「もう下がらない」時代に、どう対応する?

結論から言えば、「ガソリン価格が元の水準に戻る」ことは期待しにくい状況です。
 そのため、企業としては“支出を抑える仕組み”を構築することが求められます。

では、どのようにすれば燃料費を削減できるのでしょうか?
 その答えのひとつが、「ガソリンカードの活用」です。

ガソリンカードとは?経費削減の仕組み

ガソリンカードは、特定のガソリンスタンドで使用できる専用の法人向け給油カードです。主な特徴は以下のとおりです。

✔ 割引価格で給油できる
カードによっては会員価格や契約価格で給油可能。
レギュラーで1リットルあたり5〜10円の差が出ることもあります。

✔ 利用明細の一元管理ができる
利用日時・車両・給油量などが記録され、経費精算が効率化されます。

✔ 給油制限・不正利用防止が可能
運転手ごとの利用上限設定や、カードの使用制限を設けることで、ガソリンの“使いすぎ”や“私用利用”の防止につながります。

実際に、どれくらいお得?

たとえば、以下のようなケースを想定してみましょう。

  • 社用車5台
  • 1台あたり月間200リットル給油
  • 通常価格:1リットル180円
  • ガソリンカード利用時:1リットルあたり10円割引

➡ 1ヶ月の削減額:200L × 10円 × 5台 = 10,000円
➡ 1年での削減額:10,000円 × 12ヶ月 = 120,000円

10万円を超える燃料費削減は、経理や総務担当者にとって非常に魅力的な数字ではないでしょうか。

経費削減は「待つ」より「動く」

2025年もガソリン価格は高止まりの見込み。
 このまま何も対策を取らずにいると、知らぬ間に大きな損失が蓄積していきます。

だからこそ、今すぐ取り組むべきなのが「燃料費の見直し」
 ガソリンカードの導入は、もっとも手軽で、効果の見込める施策のひとつです。

導入をご検討の方へ

エヌ・ビー・シー協同組合では、業種・車両台数・利用エリアに応じて最適なガソリンカードやETCカードの選定・導入支援を行っております。

「どのカードがうちに合っているか分からない…」
「実際にどのくらい割引になるか分からない…」
「まずは試してみたいけれど、手続きが不安…」

そんな方も、ぜひお気軽にご相談ください。

経費削減のはじめの一歩。まずは、ガソリンカードから始めてみませんか?