エヌ・ビー・シー協同組合

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暑いと事故が増えるの?!

とにかく暑い近頃の日本の夏。

 

暑い暑いというとなおさら暑く感じますが、しかし暑いものは暑いのです。

 

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暑い暑いというとなおさら暑くなる、とはよくいわれますが、これは同じ言葉を何度もくりかえし口にすることで自己暗示にかかり判断力が低下し、実際の気温以上に暑く感じてしまう、ということなのでしょう。

夏の暑さで判断力が低下し自己暗示にかかりやすくなる、自己暗示にかかってどんどん暑くなってくる、暑くなるので判断力がますます低下していく…

 

そうなのです。

夏の暑さには正常な判断力を奪う危険性があるのです。

 

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正常な判断ができない時にする最も危険な行為はというと、そうです、車の運転です。

判断力が低下した状態で車を運転することだけでも十分危険なのに、真夏の太陽にさらされた車の中はまさに灼熱地獄です。

 

灼熱地獄の車内、判断力の低下したドライバー。

「暑い暑い」と繰り返すことで自己暗示のスパイラルにおちいりどんどん判断力も低下していきます。

 

くわえて車内の灼熱の暑さは物理的にもドライバーの体力を奪っていきます。

判断力もなく体力もないドライバーが運転する車がその後どうなるか。

 

よくて単独事故、もしかしたら周りの車や歩行者を巻き込んだ大事故を引き起こしてしまうかもしれません。

 

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【夏型事故例】

 

[STEP1:暑さによる疲労状態・注意力欠如運転]

 

外気・車内の暑さにさらされると、運転中の集中力や判断力が低下して事故を起こす危険性が高まります。
さらに昼過ぎから午後3時頃までは食後の眠気におそわれやすい危険な時間帯です。

 

灼熱の車内で食後の眠気におそわれながらの運転。

事故を起こさないほうが奇跡といっていいほど危険な状態です。

 

 

[STEP2:衝突・路外逸脱・重大事故への発展]

 

暑さからくる疲労と眠気により意識がぼんやりとし、車間距離の把握が困難な状態のまま走行した漫然運転の結果、ブレーキを踏まずに正面衝突。

ハンドル操作をあやまり路外へ逸脱して車体が転倒。

最初に起きた事故が起因し、後ろの車が止まりきれず多重事故へ発展。

 

想像しただけでゾッとする、最悪の「夏型事故」です。

 

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【暑さ対策】

 

夏型事故誘発リスクを減らすために、原因である”暑さ”を緩和できる対策をいくつかご紹介します。

 

●お手軽編:走行前の ~車内換気~

1:助手席の『窓を全開にする』

2:運転席側ドアを5回程開閉します

3:ドアの開閉で車内の温度はほぼ外気温と同じになります

これをすると車内のムワーッとした温められた空気が換気されてかなり快適です。

 

●手間だけど効果絶大編 ~水をかける~

1:出発前、アツアツの車体にホースで水をかけます。

これだけです。ひと手間ですが効果絶大です。

暑さがピークの時は水道水を入れたペットボトルで車体に水をかけるだけも十分効果が有ります。

 

●速効編 走行時の ~対角窓開け~

1:エアコンを入れます。風量は強めで。

2:運転席の窓を”大きく”開ける。

3:対角になる助手席側後部座席の窓を”少し”開ける。

これで空気に対流ができ、ほんの少しの走行で車内の熱された空気は外へ排気されます。

 

★超上級編?:ボディカラーが黒の車を買わない。

1:ディーラーがどんなに ”黒はカッコイイ!” と力説しようとも、確固たる意思を持って買わない!

 

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日中の強い日差しと暑さは、じっとしていても体力を奪います。

灼熱の車内にいればなおさらです。

 

ぜひしっかり暑さ対策をして、残暑の季節ものりきっていきましょう。