高速道路や有料道路をスムーズに通行するために、今や必要不可欠なツールとして利用されているETCカード。
国土交通省によると、2022年7月現在、ETCの利用率は93.9%となっており、なんとルームエアコンの普及率91.8%(2022年3月)以上の数字です。
エアコン以上の普及率を誇るETC。
日常的にETCを利用するから・・・といって、ETCカードを車載器に挿しっぱなしにしていませんか?
ETCカードを車載器に挿しっぱなしにすると、大きな危険があることをご存じでしょうか?
01 ETCカードに襲い掛かる危険その1~盗難のリスク
ETCカードを車載器に挿しっぱなしにする危険に、「盗難のリスク」があります。
車に備わるセキュリティ機能が年々向上しているとはいえ、盗難被害のリスクはゼロにはなりません。
車載器が車の外から見える位置に設置されていた場合、ETCカードが挿しっぱなしであれば大変危険です。
クレジット機能のついたETCカードであれば、盗難のリスク、ETC悪用のリスクに、金銭的な損害のリスクも加わりますので、その危険性と被害は何倍にも膨れ上がります。
盗難を防ぐためにも、車外に出るときは必ずETCカードを抜き取って携帯するようにしましょう。
01-01 もしもの時の安心を~「ETCカードセーフティサービス」
「ETCカードが盗難にあった!」
もしもの時の安心として、エヌ・ビー・シー協同組合では「ETCカードセーフティサービス」をご案内しています。
万が一の、ETCカードの盗難や不正利用時の補償が受けられるサービスとなりますので、この機会にご検討されてみてはいかがでしょうか。
02 ETCカードの襲い掛かる危険その2~「破損のリスク」
ETCカードを挿しっぱなしにするリスクの2つ目は、「熱による破損のリスク」です。
昨今の日本の夏は、まるで亜熱帯気候になってしまったかのような猛暑日となりますが、そんな夏の車内では、例えばダッシュボードの温度は70℃に達するともいわれ、長時間エンジンをとめてエアコンの効かない車内は大変危険な状態になります。
そしてあまり知られていない事実に、「ETCカードは熱に弱い」ということがあります。
ETCカードの耐熱温度は一般的に50℃といわれており、夏の車内でダッシュボード近くの車載器に挿しっぱなしになったETCカードがどうなってしまうのか、想像に難くないでしょう
熱によりICチップの故障やカード本体が変形し、ETCカードの情報が読み取れなくなり、そんな状態で高速道路に入場しようとすると、料金所でバーに追突する危険性もでてきます。
02-01 バーが一本6万円!?
ところで、高速道路の料金所で支払い時に開閉するあのバーですが、おいくらくらいするものかご存じですか?
なんと一本6万円以上するといわれており、もしも料金精算時に安全な速度で走っておらず、ETCカードが破損したままバーと激突して壊してしまったりした場合は、悪質なケースとしてその分の請求がくる可能性もあります。
バーは壊すわ愛車に傷はつくわ、おまけに追突事故などまで引き起こしてしまっては目も当てられません。
03 安心第一 & ETCコーポレートカードで
いかがでしたか。
盗難・破損のリスクを避けるために、忘れずにETCカードを携帯するよう心がけましょう。
盗難やクレジット機能のリスクを避けるには、ETCコーポレートカードの利用がお勧めです。
クレジット機能がなく、車固定のカードなので運用も安心ですし、何より高速料金が安くなります。
エヌ・ビー・シー協同組合でETCカードをお申し付けの場合はオプションで「ETCカードセーフティサービス」がつけられますので、不意のトラブルの時にも安心です。
いずれにしましても、今やETCは高速道路を利用する際にはなくてはならない大切な「相棒」です。
大切に長く付き合っていきましょう。