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学んでみよう!ETCコーポレートカードの割引計算方法

「ETCコーポレートカードが割引率の高いETCカードだとなんとなくわかったけど、では実際どのように計算したら割引額が算出できるかいまいちピンと来てないんだよなぁ」

そんな方、いませんか??

今回は、分かりにくいETCコーポレートカードの割引計算方法を細かく説明します。
説明が分かりにくいなあという場合は、遠慮なくお問合せください。

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では、いきましょう!!
ざっくりの手順は以下の通りです。

  • 手順① 【利用額を確認する】
  • 手順② 【利用道路毎に仕分けする】
  • 手順③ 【利用道路毎の1ヶ月の合計金額を出す】
  • 手順④ 【合計金額をそれぞれの割引率に当てはめる】

ETCコーポレートカードはカード1枚(1台)あたりで計算をして、月に使った金額に応じて割引します。

さらにその割引率は道路毎に設定されており、1枚の利用のうち、どの道路がいくら走ったかを算出して、各道路毎の割引額を計算する必要があります。

順に見ていきましょう。

手順① 【利用額を確認する】

割引を概念で捉えるとこんがらがりがちなので、具体例を挙げて説明していきます。

今回は関東地方を中心に走行している車両の明細表で計算してみましょう。

利用明細書は走行毎に『どのインター』で乗って『どのインター』で降りて、『いくら』ですという書式が多いかと思います。

こんな感じで、千葉県周辺で1台で58,580円ご利用があったとします。

【ETCカード利用明細書】

一之江~永福 1,500円
永福~一之江 1,500円
市川中央~大泉 1,550円
大泉~市川中央 1,550円
市川中央~日立中央 6,270円
市川中央~日立中央 6,270円
市川南~泉 14,300円
泉~市川中央 14,120円
一之江~永福 1,500円
永福~一之江 1,500円
一之江~永福 1,500円
永福~一之江 1,500円
京葉市川~蘇我 1,260円
蘇我~京葉市川 1,260円
一之江~永福 1,500円
永福~一之江 1,500円
合計 58,580円

このような明細書がある場合、各走行がどの道路を利用しているかを仕分ける必要があります。

手順②【利用道路毎に仕分けする】

道路会社はいろいろありますが、ETCコーポレートカードが割引される道路は、『NEXCO』、『首都高速』、『阪神』、『本州四国連絡道』の4会社になります。

まずは、その4道路かどうかを見極める必要があります。

ちなみに、NEXCOの道路は、割引の対象となる『高速国道』と対象にならない『一般有料道路』がありますのでご注意です。

【ETCコーポレートカード割引対象道路一覧】

【ETCカード利用明細書】

一之江~永福 1,500円 【首都高速道路】
永福~一之江 1,500円 【首都高速道路】
市川中央~大泉 1,550円 【NEXCO高速国道】
大泉~市川中央 1,550円 【NEXCO高速国道】
市川中央~日立中央 6,270円 【NEXCO高速国道】
市川中央~日立中央 6,270円 【NEXCO高速国道】
市川南~泉 14,300円 【NEXCO高速国道】
泉~市川中央 14,120円 【NEXCO高速国道】
一之江~永福 1,500円 【首都高速道路】
永福~一之江 1,500円 【首都高速道路】
一之江~永福 1,500円 【首都高速道路】
永福~一之江 1,500円 【首都高速道路】
京葉市川~蘇我 1,260円 【NEXCO一般有料道路】
蘇我~京葉市川 1,260円 【NEXCO一般有料道路】
一之江~永福 1,500円 【首都高速道路】
永福~一之江 1,500円 【首都高速道路】

このように区間を分けることが出来ます。その後、それぞれの走行を合わせて合算します。

手順③ 【利用道路毎の1ヶ月の合計金額を出す】

どの道路かを仕分けが出来たら、道路毎に合計額を計算します。

【ETCカード利用明細書】

市川中央~大泉 1,550円 【NEXCO高速国道】
大泉~市川中央 1,550円 【NEXCO高速国道】
市川中央~日立中央 6,270円 【NEXCO高速国道】
市川中央~日立中央 6,270円 【NEXCO高速国道】
市川南~泉 14,300円 【NEXCO高速国道】
泉~市川中央 14,120円 【NEXCO高速国道】
京葉市川~蘇我 1,260円 【NEXCO一般有料道路】
蘇我~京葉市川 1,260円 【NEXCO一般有料道路】
一之江~永福 1,500円 【首都高速道路】
永福~一之江 1,500円 【首都高速道路】
一之江~永福 1,500円 【首都高速道路】
永福~一之江 1,500円 【首都高速道路】
一之江~永福 1,500円 【首都高速道路】
永福~一之江 1,500円 【首都高速道路】
一之江~永福 1,500円 【首都高速道路】
永福~一之江 1,500円 【首都高速道路】

道路毎に合計額をまとめたら、ETCコーポレートカードの割引設定に合わせて割引額を計算します。

手順④ 【合計金額をそれぞれの割引率に当てはめる】

【合計金額をそれぞれの割引率に当てはめる】

各道路の利用額が出たと思います。ETCコーポレートカードの割引計算で一番難しいのがここになります。

出来る限り、詳しく書きますが分かりにくかったらすいません。。。

各道路毎の利用額は次のようになりました。

【NEXCO高速国道】 計:44,060円
【NEXCO一般有料道路】 計:2,520円
【首都高速道路】 計:12,000円

それでは、下記のNEXCOの割引率に当てはめてみましょう
今回は右の「ETC2.0車載器の場合」の率で計算します。

NEXCOの定める割引対象道路の月額利用額 従来型車載器の場合 ETC2.0の場合※
5千円を超え、1万円までの部分 10% 20%
1万円を超え、3万円までの部分 20% 30%
3万円を超える部分 30% 40%

※ETC2.0対応車載器を搭載している業務用車両(緑ナンバー)の場合

まず、『5千円を超え、1万円までの部分』の”5,000円”の部分には20%の割引がかかります。

5,000円×20%=割引額1,000円

続いて、『1万円を超え、3万円までの部分』の”20,000円”の部分には30%の割引がかかります。

20,000円×30%=割引額6,000円

最後に、『3万円を超える部分』ですが、今回は44,060円なので、”14,060円”に40%の割引がかかります。

14,060円×40%=割引額5,624円

この三つを足して、NEXCOの割引額を出します。

1,000円+6,000円+5,624円=割引額合計12,624円

文字だと表現が難しいので、図解で説明しているページがありますので、是非ともご参考に。

【ETCカードの割引計算方法】

NEXCO一般有料道路は割引の対象になりませんの残念ながらここは計算はありません。

最後に「首都高速」の計算です。

首都高速の割引率は下記になります。

同様に計算します。

首都高速・阪神高速の割引対象道路の月額利用額 首都高速 阪神高速
5千円を超え、1万円までの部分 10% 10%
1万円を超え、3万円までの部分 20% 15%
3万円を超える部分 25% 20%

まず、『5千円を超え、1万円までの部分』の”5,000円”の部分には10%の割引がかかります。

5,000円×10%割引額500円

続いて、『1万円を超え、3万円までの部分』ですが、今回は12,000円なので、”2,000円”に20%の割引がかかります。

2,000円×20%=割引額400円

この二つを足すと首都高速の割引額になりますね。

500円+400円=割引額合計900円

結果発表

これまでの計算方法を経ると、高速道路での割引額はこのようになりました。

  • NEXCO高速国道 割引額合計 12,624円
  • 首都高速道路 割引額合計 900円
  • 割引総額 13,524円
  • ※各種時間帯割引(平日朝夕割引・休日割引・深夜割引)を考慮せず計算しております。

今回の走行で割引は13,524円になり、年間で16万円以上経費削減が見込まれます。

実際に計算してみるとお得感が倍増しますね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

かなりややこしい計算だったと思います。
自分で計算するのはめんどくさいですよね・・・。

「でも、割引額は気になる!」という方は簡単試算もしくは、無料試算サービスで明細書をお送りください。

長文お付き合いいただきありがとうございました。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

ETCのご利用明細書をアップロードください。
いくら削減できるか試算いたします。