2023年1月時点での高速道路のETC利用率は、実に94.4%と過去最高になっています。
ETCが普及する以前には、高速道路の降り口で料金と引き換えに領収書を受け取っていましたが、今ではそういった光景もあまり見なくなりました。
「そういえば最近、ETCの領収証もらってないな」という方、いらっしゃいませんか?
01 ETCの領収書をうけとる6つの方法
ほとんどのETCカードは、クレジットカードや銀行系カードに付帯しており、信用取引のもと高速道路を通過しております。
つまり、高速道路のレーンを通過したからといって、その場で料金の支払いを完了しているわけではありません。
そのため、領収書が発行されないのです。
では、どのように高速料金の経費処理をすればいいのでしょうか。
経費処理の方法としては、下記の6パターンがあります。
01-01 領収書の受け取り方法その①現金での支払い
ETCカードを利用せずに、ETC/一般レーンにて現金支払いをした場合はその場で領収書が発行されます。当然ですね。
しかしながら、せっかく各種割引があるETCカードを持っているのに、わざわざ高くなる現金で払うことは無いでしょう。
01-02 領収書の受け取り方法その②出口のETC/一般レーンで領収書をもらう
出口のインターでETC/一般レーンを通り係員にカードを手渡しすれば利用明細書をもらうことが出来ます。
また、精算機のところもありますが、同様に利用明細書を受け取る事が出来ます。
しかし、現金での支払い同様、ETCカードの利点が無くなってしまうのであまりお勧めはできません。
01-03 領収書の受け取り方法その③ETC利用照会サービス
『ETC利用照会サービス』とは、道路会社6社(東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社、首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社)が運営しているサービスで、インターネットを通じて利用明細や利用証明書を発行することが出来ます。
ETC利用照会サービスは初回のみカードを登録する必要があります。
01-04 領収書の受け取り方法その④ETC利用履歴発行プリンター
あまり知られていませんが、ETCカードを差すことで利用履歴を印刷することが出来るプリンターがあります。
高速道路のサービスエリアや、パーキングエリアなどに設置しており、無料でETCの利用履歴を印刷することが出来ます。
また、高速道路以外でもカー用品店やガソリンスタンドにも設置している所があります。
このプリンターは市販もされており、卓上プリンターや車載用プリンター、卓上履歴管理装置など様々な種類があります。
01-05 領収書の受け取り方法その⑤コンビニのプリントサービス
ETC利用照会サービスの利用明細や利用証明書は、コンビニエンスストアのプリントサービスを利用して印刷することも可能です。
各プリントサービスは下記のコンビニで対応しています。
- ・ネットワークプリントサービス:ファミリーマート、ローソン
- ・ネットプリント:セブンイレブン
- ・おきがるプリント:ミニストップ
01-06 領収書の受け取り方法その⑥クレジット会社・協同組合
クレジットカードに付帯しているETCカードをご利用の場合は、各クレジットカード会社から発行されている利用明細が領収書の代わりとなります。 最近ではクレジットカード会社が、インターネット上で確認できるサービスを始めている所もあります。
また、協同組合を通してETCコーポレートカードをご利用されている場合は、協同組合から発行される請求書が領収書の代わりとなります。
そしてETCコーポレートカードのすごいところは、請求書が領収書の代わりになるだけでなく、割引額が大きいということがあげられます。
02 便利なだけじゃないETCコーポレートカード
領収書の受け取り方法を比べてきましたが、わざわざ現金で払ったりコンビニに行くのに比べて、請求書がそのまま領収書になって、しかも割引額が大きいETCコーポレートカードの利用に軍配が上がりそうです。
領収書を受け取る手間も省けて経費も削減できるETCコーポレートカードに関するお問合わせは、コチラからお気軽にお寄せください。