高速道路をお得に走行するにはETCカードが欠かせません。
今回は法人ETCカードとETCコーポレートカードの、それぞれの還元率と割引率を比較しながら見てみましょう。
利用状況によるメリット・デメリット
それぞれのカードのメリットとデメリットを見てみましょう。
法人ETCカードのポイント還元
- 【メリット】
- 1、走行料金によってポイントが貯まる。
- 2、ポイントとは別にマイレージ登録をすることで9.1%の割引が受けられる。
- 3、どんな車両に対しても利用できる。
- 【デメリット】
- 1、還元率はカードによって異なるため、選択が重要。
- 2、ポイントの有効期限がある場合も。
ETCコーポレートカードの割引
- 【メリット】
- 1、高速道路料金が割引される場合があり、コスト削減に直結。
- 2、保有台数が多く利用金額も多い場合、割引が大きくなる可能性がある。
- 3、首都高速や阪神高速にも割引が適用される。
- 【デメリット】
- 1、1台に1枚の専用カードとなる為、融通が利かない。
- 2、利用額が5,000円以下だと割引が無い。
カードによる還元率の違い
- ・楽天ビジネスカード
- 還元率:1%~1.5%
- 年会費が550円で楽天ポイントが貯まる。
- ・三井住友ビジネスカード
- 還元率:1%
- 年会費無料だが発行枚数には制限あり。
- ・JCBビジネスカード
- 還元率:0.5%~1%
- 年会費1,375円で独自のポイントが貯まる。
- ・アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
- 還元率:1%
- 年会費550円で最大20枚発行出来る。
- ・ETCコーポレートカード
- 還元率:10%~40%
- 年会費629円で1台の車両に紐づける利用方法となり使えば使うほど安くなります。
割引例
例としまして、御殿場~富士間を毎日往復してご利用の場合、
- 普通車片道1,190円×往復分(2走行)=2,380円
- 平日のみの利用で2,380円×5日×4週=47,600円/月
- 【法人ETCカード】
- 還元率:1.5%とし、47,600円の利用で714円の割引
- 【ETCコーポレートカード】
- 還元率:10%~40%とし、47,600円利用で9,780円の割引
まとめ
利用方法によって、様々なメリット・デメリットが存在しますがおすすめとしては、頻繁に高速道路をご利用の場合、還元率がダントツのETCコーポレートカードをご利用頂く事で、経費削減に直結します。