東北自動車道『奥州スマートインターチェンジ』が4月21日(土)に開通します。
NEXCO東日本より東北自動車道『奥州スマートインターチェンジ』が4月21日(土)に開通とのお知らせが発表されましたので弊組合のETCコーポレートカード並びにUCカードを高速道路にてご利用いただいております組合員様へお知らせいたします。
この度、奥州市、岩手県及びNEXCO東日本北上管理事務所(岩手県北上市)において整備を進めてきたE4東北自動車道 奥州スマートインターチェンジ(IC)が4月21日(土)に開通することになりましたので、 お知らせします。
奥州スマートICは、本線直結型のETC専用ICとして整備され、奥州市の中心部近くに位置し、(1)物流の効率化による地域産業の活性化、(2)救急医療施設へのアクセス性向上による救命率の向上、(3)居住者・来訪者の利便性向上が期待されています。
01 開通日
平成30年4月21日(土)
02 設置箇所
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【位置】
東北自動車道 平泉前沢IC~水沢IC間(東北自動車道本線へ接続)
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【所在地】
岩手県奥州市胆沢区小山字附野(上り線) 岩手県奥州市胆沢区小山字笹森(下り線)
03 運用時間
24時間
04 運用形態
一旦停止型のフルインター形式
05 対象車種
ETC車載器を搭載した全車種
06 その他
開通式典に関する内容及び開通時間については別途、お知らせします。
※悪天候等により、工事が遅延した際には、日程に変更が生じる場合があります。
07 位置図
奥州スマートIC位置図
08 期待される整備効果
08-01 物流の効率化による地域産業の活性化
奥州市の基幹産業である農業の分野において、農畜産物の集出荷施設から関東方面の出荷時間の短縮や大型産直施設までのアクセス性向上により、物流効率化や利用者の利便性向上が図られます。
また、スマートIC周辺には製造加工企業が多数あることから、その企業が使用する原材料資材の搬入や加工製品搬出などの生産性向上が見込まれ、地域産業の活性化が期待されます。
奥州市の農業生産額は県内トップクラスであり、中でも米の生産額は常に上位となっています。
米の出荷はもとより、地元胆沢の名産であるピーマンや、奥州牛なども全国の市場へ出荷されています。
さらに、地元農事組合法人では、平成25年度より菓子メーカーとの契約栽培を行っており、その需要は年々増加し、関東方面の工場へ出荷されています。
企業では、関東圏から材料を搬入し、製造・加工製品を関東圏へ出荷しており、現状でも高速道路の利用頻度は高い状況であります。
食料品加工製造企業においても、県内をはじめ東北圏、関東圏への出荷もあることから、スマートIC整備による運搬時間短縮によるメリットは大きいと考えられます。
縫製加工企業の工場においては、独自ブランドを立ち上げており、その需要は増加しています。
08-02 救急医療施設へのアクセス性向上による救命率の向上
市内にある第二次救急医療機関の「県立胆沢病院」から第三次救急医療機関である「岩手県高度救命救急センター(岩手医科大学附属病院)」に重篤患者を搬送する時間が16分短縮(63分⇒47分)し、救命率の向上が期待されます。
08-02 居住者・来訪者の利便性向上
スマートICが市の中心部近くに整備されることにより、近隣市町村への高速道路を利用した通勤、買い物や旅行、事業所の商品取引等の利便性向上が期待されます。
また、中心市街地でのイベント等への来訪者や、スマートIC西部に位置する散居群や胆沢ダム、焼石登山など自然環境を利用した観光やグリーンツーリズムへの来訪者の利便性向上が期待されることから、来訪者の増加が見込まれ、地域社会の活性化が期待されます。
奥州市役所南側は比較的新しい新興住宅地となっており、市街地に近い箇所にスマートICが整備されることにより、通勤や買い物、旅行等居住者の利便性に寄与するとともに、市以南から市の中心部への来訪者や、観光客の誘導による利用が期待されます。
09 スマートICのご利用方法
スマートICはETC専用のインターチェンジです。
ご利用にあたっては、ETC車載器にETCカードを挿入して通行してください。
スマートICの開閉バーの前では、必ず一旦停止してください。
開閉バーが開かない場合は、係員にお知らせください。