以前お伝えした、高速道路「賢い料金」についての追加情報がありましたので、みなさまにお伝えいたします。
01 高速道路「賢い料金」変更点
国土交通省より、高速道路の休憩施設の不足解消に向けた社会実験「賢い料金」の変更が発表されました。
01-01 「賢い料金」変更点その1~利用時間短縮
発表された変更点のひとつが、一時退出可能時間の3時間から2時間への短縮です。
その理由としては、
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1、一時退出時に指定された施設の利用時間が短時間で、他の場所への立ち寄りが多くみられたこと
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2、一時退出時に2時間以上の利用件数がさほど多くないこと
とされています。
本来の目的以外での利用がみられたことに加えて、道の駅の利用が2時間までで事足りるケースが多かったということもあっての今回の変更のようです。
01-02 「賢い料金」変更点その2~つかえる道の駅が追加
変更点のもうひとつが、一時退出で利用できる道の駅が追加されるということです。
追加される道の駅は以下の6か所です。
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・道の駅「常総(仮称)」(茨城県常総市)
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・道の駅「おけがわ(仮称)」(埼玉県桶川市)
このうち、常総市と桶川市の道の駅はまだ建設中で、常総市の道の駅は令和5年春、桶川市の道の駅は2022年6月現在、オープン時期は未定となっています。
02 改めて「賢い料金」とは
改めまして「賢い料金」とは
『国内の高速道路には、次の休憩できるSA・PAから概ね25km以上離れている空白区間が約100か所存在しており、ドライバーの皆様の安全な走行の為に、これらの空白区間を減らす目的で、高速道路に近接している道の駅へ高速を一時退出し休憩後再度、高速道路に戻る際の高速料金が降りずに利用した料金のままとする事を可能とする』
いわゆる社会実験のことです。
ドライバーのみなさま、高速道路の運転の際は、「賢い料金」を利用して、無理せず「賢く休息」をとって安全運転をお心掛けください。