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高速道路での大型車駐車マス拡充の取り組み

高速道路を走行中、休憩しようとPA・SAに寄った際に、駐車マスが無くて困った経験はないでしょうか?
特に大型車の場合は指定された駐車マスを使用しますので、駐車スペースの不足は高速道路の利便性にも関わってきます。

今回は、大型車駐車エリア不足を解消するための取り組みを紹介いたします。

01 サービスエリア・パーキングエリアでの大型車駐車マス不足の原因

現在、平日の夜間を中心に大型車の駐車スペースが不足し混雑している状況が発生しています。
何が原因なのでしょうか。

01-01 原因その1~長時間止めすぎ問題

原因の1つは、駐車スペースの長時間にわたる占有があげられます。

例えばE1東名足柄SA(上り)では、深夜に利用する大型車の約6割が8時間以上の長時間駐車をしており、多くの車両が利用できない状況になっています。

01-02 原因その2~違うところに止めてる問題

もう一つの原因は、指定された車種ではない車が利用しているということがあげられます。

大型車のマスに普通車が駐車する、普通車2台が駐車できる「兼用マス」を1台だけで利用するなどにより、大型車の駐車スペースが不足しているという現状があります。

02 大型車マス拡充への取り組み

駐車スペース不足を解消するため、様々な取り組みが行なわれています。

2022年度には、既存エリアの小型車マスから大型車マスへの書き換えや駐車スペース自体の拡充により、全国21ヶ所のSA・PAで大型車マス373台分の拡充がおこなわれました
2023年度は、全国37ヶ所のSA・PAにおいて、約600台分の大型車マス拡充が予定されています
既存マスの書き換えだけでなく、大規模な土工工事も予定されていますので、対象エリアを走行の際は交通規制などの情報にご留意ください。

03 まとめ

2022年からSA・PAの混雑緩和に向けて、駐車マスの拡充がすすめられています。
これからも継続して拡充が行われる予定ですが、混雑の緩和には利用者のマナーも大切です。
駐車スペースを利用する際は、ルールをしっかり守り、譲り合いの気持ちをもって気持ちよく利用しましょう

【NEXCO西日本:休憩施設における大型車駐車マス拡充の取組みについて】