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もしも首都高速を走行中に地震が起こったら・・!

2024年1月1日、能登半島地震が発生し、石川県能登地方に甚大な被害を及ぼしました。被害に合われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

大地震はいつ発生するか分かりません。可能な限り日頃から備えておくことが大切です。
今回は、首都高で大地震が発生した場合の対応を改めて確認しておきましょう。

01 大地震が起こったら・・!@首都高

首都高管内では、震度5強以上の地震が発生すると入口が閉鎖され利用できなくなります。
では首都高を走行中に地震が発生した場合は、どう対処すればいいでしょうか。

01-01 走行中に地震が発生した場合

首都高を走行中、万一揺れを感じた場合・・

  • ・走行中に揺れを感じたら、急ブレーキをかけないでゆっくり減速して停車
  • ・停車するときは、左側(左側に駐車できないときは右側)にクルマを寄せ、警察、消防等の車両が通行できるよう中央部を空けておく
  • ・ラジオやスマホを使って、地震や災害の状況、道路交通情報をチェック
  • ・パトロールカー等が広報しながら巡回するまでそのまま待機し、その指示に従う

以上の4つを念頭に行動してください。

01-02 避難誘導の指示に従いましょう

車での避難が困難となった場合・・

  • ・キーは車内に置いたままにする
  • ・窓ガラスはしっかり閉める
  • ・車検証や貴重品は必ず持ち出す
  • ・連絡先を書いたメモを残す
  • ・ドアはロックしない

以上の4つを守ってパトロール隊などの誘導に従ってください。

01-03 備えておけば安心

走行中の万が一のために、以下のものを備えておくと安心です。

  • ・水(1L以上)
  • ・軽食(保存が利いて調理なしで食べられるもの)
  • ・灯火類
  • ・スマホの充電器
  • ・携帯トイレ
  • ・応急医薬品
  • ・防寒用のブランケット
  • ・ロープ
  • ・軍手

02 首都高速の安全への取り組み

首都高は、高架橋が多いという構造上の脆弱性を補うために3つの対策を行なっています。

  • ・橋脚の耐震対策
  • ・落橋防止構造、支承(橋桁を支える台座)の一層の強化
  • ・地盤の液状化により生じる地盤流動対策

これらの対策により、1995年の阪神淡路大震災クラスの地震に耐えられるとされています。

03 今年は関東大震災から101年

2024年は関東大震災から101年目の年です。
日頃の防災意識も改めて高めるとともに、安全運転にもお心掛けください。